[ニッポンの良い食品 #6] 
米菓 あられ・おかき、煎餅/精華堂あられ総本舗
2012.11.08
From 事務局

冬のお供と言えば、やはりコタツ!
皆さんのご自宅にはもう登場していますか?

さて、コタツのお供と言えば、
日本茶にみかん...そして、和菓子ではないでしょうか。
パリパリとお煎餅を食べならがらコタツでぬくぬくとテレビを見る、
まさに日本人の至福の時と言えるのでは?


本日は、ニッポンの良い食品。再掲載企画の第6弾!
和菓子の中でも特に工程に多くの手がかかるというお菓子、
あられ・おかきをご紹介して参ります。


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国産有機米100% 
厳選された丸つぶ米で作られる「本物の米菓」

米菓 あられ・おかき、煎餅

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株式会社 精華堂あられ総本舗
代表取締役社長 敬太(清水敬太)

精華堂あられ総本舗は、祖父が昭和10年に創業いたしました。
社名の「精華」は、そのものの本筋をなす、もっともすぐれている
という意味であり、創業以来、一番おいしいあられ・おかきを提供
することを目指し、努力を重ねています。

米菓は、原料の75%以上がお米です。そのため、いいお米を使うことが
おいしい米菓を作る絶対条件だと、ずっとお米にこだわってきました。
米菓の原料には、破砕米やくず米が使われるのが一般的なのですが、
当社は全国米食味分析鑑定コンクール「ダイヤモンド褒章」受賞の
石井稔さんをはじめとした契約農家さんが、農薬も化学肥料も使わず
丹精に育てた丸粒のお米だけを使っています。
米菓メーカーは千社を超えますが、原材料を国産に限定し有機認定を取得
しているのは、私どもだけです。

銘柄も、あられ・おかきに使うもち米は、日本三大餅米の最高峰「みやこがね」、
煎餅に使ううるち米は「ササニシキ」に限定。
約5年ほど前からは「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則さんの指導のもと、
農法や田んぼの土づくりにも関わり、お米のおいしさと安全を追求しています。

歴史を紐解けば、あられ・おかきは、神様に捧げるお供え餅のお下がりから
作られたのが始まりと言われており、私たちがここまで素材にこだわるのは、
一番おいしいお米を使うのが、本来の米菓であると考えるからです。
くず米で量産される「代用品」ではない、「本物の米菓」を私たちは守り、
後世に伝えていきたいと思っております。


≪編集部より≫
東京メトロ清澄白河にある本社ショールームには、
常時50種類もの米菓が並び、毎月揚げおかきの実演販売も
行われています。
揚げたての味は格別!
是非、確認の上訪れてみては?

(良い食品通信・2011年冬号記事を一部修正の上再掲載)