味をつける時には、材料にしみこみにくい順番は、
「さしすせそ」の順に調味料を加えるとと言われています。
「さ」は、砂糖。「し」は、塩。「す」は、酢。
「せ」は・・・・・・と一瞬止まってしまう方も多いのでは?
答えは、醤油(せうゆ)です。
さて、皆さんは、醤油の歴史をご存知ですか?
もっとも古いとされているのは、弥生時代から古墳時代にかけて作られていた
「醤」という塩漬けの発酵食品で、「大宝律令」には、醤を作る書院のことが
記されていたと伝えられています。
この書院とは、宮内庁の大膳職に属する「醤院(ひしおつかさ)」で大豆を原料
とする「醤」がつくられていたとされているのです。
この「醤」は今でいうしょうゆと味噌の中間のようなもので、宮中宴会などで
食卓にのぼっていたようですよ。
今日ご紹介する藤野醤油醸造元は、創業大正9年と非常に歴史ある醸造元。
醤油についてもっと知りたい!という方は是非、HP>>>をご覧くださいませ。
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当蔵は、那智連峰ち伏流水湧き出る山と海に囲まれた
和歌山県那智勝浦町天満にて大正9年に創業しました。
「日本の土地でとれた良い原料と受け継がれてきた伝承と
優秀な技術、清潔な工場で経営者の良心に従い食品づくちに励む」
を理念に日々精進しております。
ひとつひとつ手作業での商品づくりは小さい蔵ならでは、
これからも皆様喜んでいただけるよう心を込めて造って参ります。
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