〈会員紹介.15〉ごまかしのないお茶-丸八製茶場
2012.09.13
From 丸八製茶場

「お茶をする」という言葉がありますように、
私たちがほっと一息つくのに欠かせない飲み物、お茶。
人々が集う場所に、その存在は必須と言えるでしょう。

日本のお茶の中で、番茶などをきつね色に炒った
「ほうじ茶」は、地方によってさらに製法や使う茶葉の違いで、
独特の呼び名をもつ場合があるそうです。

中でも加賀棒茶は、北陸地方・特に金沢など
「加賀」と呼ばれる地域で愛飲されているほうじ茶のこと。
通常のほうじ茶と比べ、澄みきった琥珀色をしており、
一番摘みの上質な茎を芯から浅く焙じ、旨味をひきだしているのが特徴です。


今日はそんな加賀棒茶を作っている、
生産者会員の丸八製茶場のページをご紹介してまいります。

丸八の創業は文久三年、1863年 加賀藩前田家の製茶奨励政策による
打越茶園の歴史とともに歩んできました。

今日の丸八の特徴は、昭和五十八年に昭和天皇に献上させていただいた、
「献上加賀棒茶」に集約されています。

丸八のテーマは、日本茶ルネッサンス。
安全性とごまかしのなさ、そして美味しさ。
この基本姿勢を軸に、全国の各産地の生産者といっしょに、研究を進めています。

これからも古きよき時代の味を皆様にお届けしてまいりたいと思います。

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