今日、スーパーで「たこ」のポップを見かけませんでしたか?
2013.07.01
From 編集部

7月2日ころからの5日間は、「カラスビシャク(半夏)」という薬草が生え始める時期であることから、七十二候の「半夏生(はんげしょう)」といわれます。

この時期は、一般に梅雨も明け、田植えも終わる頃で、田に植えた稲の苗がたこの足のように大地にしっかりと豊作になるようにとの願いから関西地方ではたこを食べる習慣があるのだそうです。スーパーで「たこ」のポップを目にするのはそのためです。

また、ところ変われば何を食べるかも変わります。

香川・讃岐地方では、田植えや麦刈りが終わった労をねぎらうためにうどんを打って食べるそうですし、福井県大野市では、江戸時代に大野藩主が田植えの疲れをいやし、夏場へ体力を備えるためにサバを食べることを奨励したことから、サバを食べる風習が残っているそうです。

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