なんだか分かりますか?
実は、これ、長野県の伝統野菜である「かっぱうり」、きゅうりなんです!
先日のフォーラムでご講演いただいた信州の郷土料理研究家、横山タカ子先生が教えてくださったのですが、信州・茅野地域の人は江戸時代から食べており、食べ方は、皮を剥いて半分に切って種を取り、生みそをつけて食べるのが一般的なのだそうです。
そして、取った種は庭の畑に撒き、翌年収穫し、長年に渡ってつないで来たということです。驚くのは、こうした伝統野菜が信州には65種類!もあるということ。暮らしの豊かさを感じます。
男女ともに長寿日本一の長野県。風土に育まれた野菜や果物を中心とした食文化が、長生きの秘訣なのだと納得しました。