菓子の王様であるチョコレートの語源は、
500年位前にメキシコ先住民がカカオ豆をつぶして液状にした
飲料のチョコラトル(苦い水の意)からきているらしく、もとは飲み物でして、
ココアがチョコレートの兄弟として今に残っています。

その頃のカカオ豆は通貨として用いられ、昔の塩と同じように大変貴重なもの。
下男一人がカカオ豆百個で取引されたようです。

チョコレートが液体から個体になって約100年と言われていますが
100年前のチョコレートは乳化剤や香料などは無かったので、
当然、純粋なチョコレートだったと想像がつきます。

その100年前の純粋なチョコレートを日本人として初めて食べたのは
明治6年に使節としてヨーロッパに出かけた岩倉具視、大久保利通、津田梅子らだと
言われています。

当時は「貯古齢糖」なる名称で売られたそうですが、
その100年前の味を復活させたのが大近の「ピュアチョコ」です。
香料、乳化剤はもちろん使用せず、おまけに砂糖、カカオバター、カカオマスが有機なので、
有難い製品です。

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宝石のように売られている高級チョコレートには香料がよく使用され1個数百円もしますが、
この「ピュアチョコ」は5グラムのチョコが34個入りで630円と、品質面からみて安価です。

良い食品づくりの会の品質基準を記しておきますが、

良い食品づくりの会 純チョコレートの品質基準
 [原材料について]
 ・カカオマス・カカオバター・砂糖を基準とする。
 ・乳製品を加えるときは、全脂粉乳が望ましい。
 ・カカオバター以外の油脂は認めない。

 [加工法について]
 ・カカオマス・カカオバターを原料として加工し、半製品チョコレート類の添加は基本的に認めない。
 ・乳化剤として、レシチン(大豆レシチン)の使用は認める。
 ・香料を使用するときは、バニラビーンズを使用する。
 ・カカオ分(カカオマス+カカオバター)は全体の40%以上の配合。

良い食品づくりの会 チョコレート菓子の品質基準
 [原材料について]
 ・カカオマス・カカオバター・小麦粉とスターチ類・砂糖・水飴・蜂蜜・卵・油脂・乳製品・
  フルーツ・ナッツ・スパイス(香味原料)・酒類を基本とする。
 ・個々の原材料は会の品質基準に準じるもので、代替品は認めない。

 [加工法について]
 ・膨張剤(ベーキングパウダーなど)は認めない。
 ・ゲル化剤として、寒天・ゼラチン・コンニャク芋以外は認めない。
 ・チョコレートは会の品質基準に準じるものを使用する。


ピュアチョコは充分この基準をクリアしており、有機にしてさらに上をいっています。
消費者の一人としてこれほど有難いチョコレートはなく、子供達の健康のためにもオススメの一品です。

朝早起きなお仕事の代名詞と言えば...
新聞屋さん、そしてお豆腐屋さんが浮かびますよね!

実際、良い食品づくりの会員である久保食品では、
毎朝 4時半から、前夜より水に浸しておいた厳選国産大豆を
すり潰し、均一に整えるようによく混ぜながら 煮ていくそう。
それが終わると、今後は桶に豆乳を満たし、
温度を見極めて天然にがりを打ち、櫂と呼ばれる木の板で撹拌。
豆乳が水と分離することなく固まり始めると、やがておぼろ豆腐となります。
出来上がった豆腐を切り分けてパックに詰め、
最後はこれらの完成した豆腐を使って、厚揚げなどの加工品を作り、
10時に店頭に並べるという一連の作業を、毎朝早くから進めているのですね!

さて、今日ご紹介するのは、そんな"くぼさんのとうふ"、
久保食品の生産者会員ページです。


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1944年創業以来、手仕事を大切に
良い原料から引き出された味を最上と考えております。
また、伝統製法を守りながら、新しい製品づくりにも
取り組んでまいります。

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