私たちは安全でおいしい食品を提供するために、個々の努力はもちろんのこと、地域研修会や学識研究者を招聘しての「良い食品づくりフォーラム」を開催し、相互の研鑽に努めています。
また、自主企画イベント「良い食品博覧会」の開催や「良い食品通信」の発行など、近年は、お客様との対話を深める取り組みにも力を入れています。
お役様との交流を深めたいと、2004年から毎年5月に山梨県清里のキープ協会清泉寮で開催しています。会員の手作りで企画・運営しており、生産者会員50数社と来場者が語り合う展示販売コーナーや有識者や研究者を招いての講演会、会員自らが講師となって食品づくりをレクチャーする体験セミナーなど、「食」について楽しく学べるプログラムを展開しています。料理研究家・冬木れいさんプロデュースによる「良い食品食堂」も人気です。良い食品博覧会レポート一覧
会員相互の研鑽、親睦の場として、年に二回、開催しています。講師をお招きしてのフォーラムセミナーでは「水」や「放射能汚染」など、毎回食品づくりに大切なテーマを取り上げ、皆で深く学んでいます。安心安全な食品づくりへの取り組みや売り場の工夫、食育や清掃活動など、会員による活動報告や認定品の審査(原材料や加工法、ブラインドテストによる美味しさの評価など、当会独自の品質基準に基づいて実施)も行っています。
当会は全国に広がっていますので、普段は「九州」「四国」「関西」「京滋」「中部」「上信越」「関東」「東北」と、全国8つの地域ブロックに分かれて活動をしています。レイチェル・カーソン著「沈黙の春」の輪読会を行ったり、互いの考えや商品について理解を深めています。会員同士の意見交換により、新商品のアイディアが生まれたり、商品の改良につながったこともあります。
2010年10月に創刊。季刊(1月、4月、7月、10月)。全国の会員店舗にて配布しています。食品の安全性への不安や食品偽造の問題など、消費者の「食」への信頼が揺らいでいる昨今、本紙が食の供給に携わる我々と消費者との信頼関係を取り戻すきっかけとなり、食べることを大切にする人が増えることにつながればと願っています。
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