いよいよ来月に開催が迫りました、第1回大和郡山『良い食品博覧会』。

『会員便り』ではこれからの残り約1ヶ月、
開催場所やプログラムなど 細かな情報を日々配信して参ります。


まずは、開催日時の詳細から↓↓↓↓↓

■日:10月20日(土)~21日(日)
■時:10:00~17:00 (日曜日は15:00まで)

そして、皆様に足をお運びいただくのに大切な場所情報!
本日は詳細な説明とともにご紹介いたします。

■所:やまと郡山城ホール・郡山城跡

どんなところかご存知ですか?↓↓↓↓↓

大和郡山市は奈良盆地の北端、奈良市の南側に位置します。
一千年の歴史を育む古事記ゆかりの地であり、
平城京では市が立ち物資流通や商いの中心地として賑わったと伝えられています。

中世には豊臣秀吉公、江戸時代には柳沢十五万石の城下町として栄え、
郡山跡地や今なお面影を遺す町並み、豆腐町、鍛冶町など
昔ながらの町名に箱本十三町と呼ばれた当時の町割り風景が偲ばれます。

柳沢吉里公が甲府より伝えた「金魚」は大和郡山名物となり、
平和のシンボルとして市民に愛されています。

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秋の訪れ・・・心地良い風が予想される10月、
是非 足をお運びくださいませ。

こんにちは、事務局です。
今年もいよいよ一年で最も多趣味な季節、
秋が近づいて参りましたね。

本日は、夏の終わりにふさわしい記事を1本、
ご紹介させていただきます。

今年5月に開催された山梨県・清里での『良い食品博覧会』が
『私のカントリーvol.82』に掲載されました。

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ナチュラルな暮らしを楽しむをコンセプトに発行されています
『私のカントリー』では今回、食にこだわるモデルの青柳啓子さんが
清里の『博覧会』にご来場された様子を、詳細な写真とともにご紹介いただきました。

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空気の澄んだ高原でリラックスしながら、
作り手との交流やお買い物を存分にお楽しみいただけたようで、
大変光栄です。

そんな自然いっぱい夏の『博覧会』に引き続き、
この秋 文化に彩られた第一回大和郡山『良い食品博覧会』が
10月20・21日に開催されます。

こちらの『会員便り』では、
随時プログラムなどの決定もご紹介して参りますので、
引き続きどうぞお楽しみくださいませ。

9月1日発売!日本をデザインの視点で旅する
トラベルガイドブック『d design travel』の東京号に、
『良い食品づくりの会』が掲載されました。


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D&DEPARTMENTさんならではの感覚で確かめ、
10年経っても継続していく生命力と地場からのメッセージを
しっかり持っている場所を選定したデザイントラベルガイド。

"東京の食を『良い食品づくりの会』とともに考える"
という切り口で、今回は生産者会員の精華堂あられさんのあられを、
良い食品の四条件・良い食品を作るための四原則(詳細はこちら>>>)から分析しています。


具体的にその土地に行くための、「デザインの目線」を持った観光ガイド。
是非一度お手にとってご覧ください。

『d design travel』の東京号 詳細はこちら>>>

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そうめん本来の甘みとコシが楽しめる
「半生タイプ」の、極上手延そうめん

小豆島 手延生そうめん


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有限会社 森本商店/代表 森本康靖

小豆島は古くからそうめんの生産が盛んです。
私は25歳の時に、代々そうめん作りを営んでいる方に師事し、
この道に入りました。
以来50年、受け継いだ製法を大切にしながら創意工夫を重ね、
おいしいそうめん作りに励んでいます。

今回紹介した商品は、「半生タイプ」のそうめんです。
そうめんは乾麺が主流ですが、
甘みのある作りたてを食べていただきたいとの思いから、
日々研究し、創りました。
そうめんは仕上がりの水分量が多いほど、
小麦粉のタンパク質やでんぷん質が崩れず、粉本来の甘みが残ります。
乾麺の水分量が約13%であるのに対し、
これは約23%の水分を含んだ状態で仕上げていますので、
召し上がっていただくと、その違い、粉の甘みを感じていただけると思います。
また、柔らかくてコシのある食感を出すために、当店では、固めに生地を作り、
生地の成熟を待ちながらゆっくりと工程を進めていくことを大事にしています。
柔らかい生地なら延ばすのに時間はかかりませんが、
湯がくとべたべたし、本来のパシっとした感じが出ません。
午前1時半から作業を始め、生地を延ばして寝かせる作業を繰り返し、
手延べし終えるのは夕方。約16時間かかります。

効率を求める今の時代に、こだわりすぎてヘンコツと言われますが、
味のことを一番に考えた結果です。
「やっぱり森本さんのおそうめんでないと」と
繰り返し注文をくださるお客様の存在が何よりの励みです。


≪編集部より≫
森本商店のそうめんは、生地が熟成しているので、
30分経っても伸びたり、切れたりすることがありませんが、
茹でたらすぐに召し上がってください。
そうめんの新鮮な風味、甘みが堪能できます。
また、八の字に丸められてパックに入っていますので、
茹でる前にそうめんの上下をはさみで切ることをお忘れなく。

(良い食品通信・2011年夏号記事を再掲載)

「良い食品づくりの会の認定品を知りたい!」
と、多くのお問合せをいただいておりますので、
季刊紙・良い食品通信の好評企画『ニッポンの良い食品。』にて
これまでにご紹介した製品を特別に再掲載します。

本日は、夏バテを吹き飛ばす、アノ逸品です!

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完熟の紀州南高梅を使って
伝統製法で漬け上げた、本物の梅干

紫蘇梅


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有限会社三幸農園/代表取締役 島本昌幸

三幸農園は、代々農業を営んでおりましたが、梅の分野では、
平成元年に私の代で立ち上げました後発メーカーです。
きっかけは、友人から
「和歌山には紫蘇だけで漬けている、おいしい梅干はないの?」
と言われたことでした。
それまで自家で梅干を漬けていましたので、最初はその意味が
分かりませんでしたが、市場を調べてみると売られているのは
添加物の梅干ばかり。それならば自分が!と一念発起し、
和歌山に古くから伝わる製法で、梅干の製造・販売を始めました。
以来、一貫してこの姿勢は変わりません。

梅を漬ける上で最も重要なのは、黄色く熟した梅を使うことです。
青く未熟な梅では、たとえどんなにいい塩を使っても、
ふんわりしたおいしい梅干には仕上がりません。
当園では、梅を傷つけないよう木の下にネットを張り、
熟して木から自然に落下したものだけを使っています。

しかし、完熟した梅は柔らかいので傷つきやすく、
少しでも時間が経つと腐敗してしまいますし、
糖度が乗っているので香りも強く、
虫による被害も少なくありません。
時間と自然との厳しい闘いですが、当園では梅をこまめに拾い、
迅速に漬け込みを行うなど、手間を惜しむことなく、
培った経験と技をすべて注いで取り組んでいます。

「紫蘇梅」は、自家農園で育てた安全で良質の南高梅と
ちりめん紫蘇を使い、塩だけで仕上げました。
柔らかく薄い皮、ふっからとした食感をぜひお確かめください。


≪編集部より≫
近頃は、「減塩」を謳った梅干も多く販売されていますが、
梅干は本来塩度を18~20%で漬け込むもの。
塩度を低くするためには、その分食品添加物を増やさないと
「梅干」は出来ないそうです。
塩分が少ないことが、身体に良い梅干とは限りません。
正しく知って、賢い消費者になりたいですね。

(良い食品通信・2011年夏号記事を再掲載)

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