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「無添加」のパイオニアが作る味噌と醤油

超特級 むらさき
長崎麦味噌

長工醤油味噌協同組合
理事長 松尾雄人

長工醤油味噌協同組合は、昭和16年に長崎県内の醸造元29軒が共存共栄を目指して発足しました。
大きな転機となったのは、昭和43年に業界初となる無添加の醤油「むらさき」を開発したことです。大量生産・大量消費の高度経済成長時代、保存料が入っていない醤油は流通できないという風潮さえありましたが、当時の社長の要望により研究をスタート。台湾出張の手土産に無添加の醤油を持って行きたいとの理由からだったそうですが、今思えば加速する食品の工業化に、いち早く危機感を感じてのことだったのかもしれません。約2年の試行錯誤の末に、製品は完成に至りましたが、当時の技術担当者のノートには、保存試験のデータが毎日克明に記録されており、当組合の製品づくりの礎となりました。
昭和48年には、全国で初めて開かれた醤油品評会で、第一回農林大臣賞を受賞。手応えを感じると共に、少しずつ皆に知られるようになりました。会の前身「良い食品を作る会」の設立に寄与された磯部晶策先生から手紙を頂戴したのもその頃で、志を同じにする仲間と出会い、会の活動を通して切磋琢磨していく中で、当組合の安全な食品づくりへの思いは、揺るぎない信念に変わりました。
現在は、醤油・味噌の他にも地元の産物を使った加工品も手がけておりますが、「無添加」のパイオニアの名に恥じぬよう、「良い食品づくり」に邁進していきたいと思います。

長崎県大村市溝陸町815
http://choko.co.jp

編集部より
地域に愛される企業でありたいと、長年に渡って地元の清掃活動に参加したり、小学校で食育授業を行ったりしている長工。製品の原料も地元産を大事にしています。長崎麦味噌は県産はだか麦を使用。一般的な大麦よりも、照り、つやが良く、食感もしっとりしているのだそう。ぜひお試しを。

(良い食品通信vol.06、2012年冬号記事を再掲載)

11月17日(日)に、小さな小さな食べる種子「雑穀」をテーマとしたイベント「たね語り『幸せの雑穀レシピ』」を行います。長年雑穀の民俗学研究をされてきた増田昭子さんと、管理栄養士として杏雲堂病院に雑穀を取り入れた病院食を導入された榎本眞理さんにお話を伺い、雑穀の世界に深く迫りたいと思います。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

たね語り「幸せの雑穀レシピ」

ゲストスピーカー
増田昭子さん(民俗学研究家)
榎本眞理さん(管理栄養士)

●日時:11月17日(日)10:00~12:50(9:30開場)
●会場:STUDIO Y's
練馬区関町北2-26-17 ワイズ2ビル地下1階(西武新宿線「武蔵関駅」南口より徒歩1分) 
●会費:3,000円

詳細は、下記のブログページでご確認ください。
http://blog.sizenmura.jp/article/78930119.html

写真は、今年の夏に開催した「第1回たね語り」の様子です。
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今週末に開催される「大和郡山 良い食品博覧会」のプログラム「食の語り部講座」は、大和郡山市が古事記の編纂に携わった語り部の祖、稗田阿礼の出身地であることにちなんで企画したものです。

今年は、加賀棒茶、お菓子、日本酒、栗菓子、味噌、トマトジュース、ワイン、はちみつ、みりん、朝宮茶、豆腐、醤油をテーマにした全12講座を開講。生産者会員が「語り部」となって、食品の歴史や製法から、正しい食品の選び方や、現場だからこそ知る食品づくりの今まで、たっぷり60分お話しします。

昨年は開講前から行列ができ、すぐに満席となりましたので、お早めにご予約くださいね。
ご参加お待ちしています!

各講座のスケジュールはこちらから。
http://yoisyoku.org/information/2013/08/000969.html

<参加申込み・お問合せ>
大和郡山「良い食品博覧会」実行委員会事務局
tel.0743-52-2218  
E-mail: info@yoi-shokuhinn.com

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いよいよ週末は、大和郡山 良い食品博覧会です。
今年は新企画として、子どもたちを対象にした体験型の食育講座を行います。

授業のテーマは「だし」と「豆腐」。
だしの先生は、大阪の会員・こんぶ土居の土居成吉さん、豆腐は香川の会員・久保食品の久保隆則さんが先生を務めます。

幼い頃に「本物の味」、天然のおいしさを体験することは、子供たちの味覚を育てることにつながります。お子さんやお孫さんと一緒にぜひご参加ください。

詳細はこちらからどうぞ。
http://yoisyoku.org/information/2013/08/000969.html

<参加申込み・お問合せ>
大和郡山「良い食品博覧会」実行委員会事務局
tel.0743-52-2218  
E-mail: info@yoi-shokuhinn.com

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今日のような肌寒い日は、オーブン料理が恋しくなりますね。
今夜のメニューに、「良い食品食堂」の人気メニュー、法本胡麻豆腐店のゴドウフを使ったキッシュはいかがですか。ゴドウフは舌ざわりがとてもなめらかで、ホワイトソースの代わりにも使えるので、グラタンやドリア、ラザニアにも大活躍です。

〈ゴドウフのキッシュ〉
●材料(24㎝のタルト型1台分)
・冷凍パイシート...適宜
〈キッシュ生地〉
・卵...1個
・ピザチーズ...40g
・生クリーム...20g
〈具材〉
・玉ねぎ(スライス)...1/2個
・ベーコン...30g
・法本胡麻豆腐店 ゴドウフ...1パック
・塩、こしょう...適宜

●作り方
①解凍したパイシートをめん棒で薄くのばし、型にはりつけて冷蔵庫に入れておく。
②玉ねぎと細かく切ったベーコンをバター(分量外)で炒め、塩、こしょうをし、しんなりしたら冷ます。
③キッシュ生地の材料を混ぜ合わせる。
④1に2の具材と、適当な大きさにスプーンでくり抜いたゴドウフを入れて3の生地を流し、220℃のオーブンで35〜40分焼く。

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