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そうめん本来の甘みとコシが楽しめる
「半生タイプ」の、極上手延そうめん

小豆島 手延生そうめん


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有限会社 森本商店/代表 森本康靖

小豆島は古くからそうめんの生産が盛んです。
私は25歳の時に、代々そうめん作りを営んでいる方に師事し、
この道に入りました。
以来50年、受け継いだ製法を大切にしながら創意工夫を重ね、
おいしいそうめん作りに励んでいます。

今回紹介した商品は、「半生タイプ」のそうめんです。
そうめんは乾麺が主流ですが、
甘みのある作りたてを食べていただきたいとの思いから、
日々研究し、創りました。
そうめんは仕上がりの水分量が多いほど、
小麦粉のタンパク質やでんぷん質が崩れず、粉本来の甘みが残ります。
乾麺の水分量が約13%であるのに対し、
これは約23%の水分を含んだ状態で仕上げていますので、
召し上がっていただくと、その違い、粉の甘みを感じていただけると思います。
また、柔らかくてコシのある食感を出すために、当店では、固めに生地を作り、
生地の成熟を待ちながらゆっくりと工程を進めていくことを大事にしています。
柔らかい生地なら延ばすのに時間はかかりませんが、
湯がくとべたべたし、本来のパシっとした感じが出ません。
午前1時半から作業を始め、生地を延ばして寝かせる作業を繰り返し、
手延べし終えるのは夕方。約16時間かかります。

効率を求める今の時代に、こだわりすぎてヘンコツと言われますが、
味のことを一番に考えた結果です。
「やっぱり森本さんのおそうめんでないと」と
繰り返し注文をくださるお客様の存在が何よりの励みです。


≪編集部より≫
森本商店のそうめんは、生地が熟成しているので、
30分経っても伸びたり、切れたりすることがありませんが、
茹でたらすぐに召し上がってください。
そうめんの新鮮な風味、甘みが堪能できます。
また、八の字に丸められてパックに入っていますので、
茹でる前にそうめんの上下をはさみで切ることをお忘れなく。

(良い食品通信・2011年夏号記事を再掲載)

10月20日(土)~21日(日)に開催される
第1回大和郡山「良い食品博覧会」のパンフレットが
ついに完成致しました!

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食は「いのち」・・・・・・

安全な食品づくりを通したまちの活性化と
自然災害・人工災害からの「人間復興」支援を目指して。

古事記1300年紀
大和郡山の地に「食の語り部」たちが集います。

このパンフレットは、お近くの「良い食品づくりの会」
会員のお店で手にすることができます。
是非、ご覧ください。
※会員一覧ページはこちら>>>

本ページ『会員便り』では、
10月の開催に向け、博覧会の情報詳細を随時掲載して参ります。

お楽しみに!


味噌は大豆を主原料とした日本の伝統的な発酵食品であり、
私たちの食生活に欠かせないものです。
日本の食卓においては定番調味料の1つと言えますよね!

本日は、そんな"日本の味"を江戸時代から作り続けている
杉田味噌醸造場の生産者会員ページをご紹介してまいります。


創業はおよそ1820年、江戸文化文政の頃。
当蔵元が店をかまえる越後高田は北国街道の要地でもある高田藩15万石の城下町。
上方や江戸、そして仙台と様々な文化の影響を受けた越後でも特殊な文化が育まれた地です。
その文化を反映し、糀の使用量が多く、旨みと甘みが調和した浮き糀味噌を醸造しております。
商標の『雪の花』の通り、味噌汁椀に白い米糀がふわりと舞う味噌です。

生産者会員・杉田味噌醸造場のページはこちら>>>
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<編集部より>
杉田味噌醸造場さんの公式HPには、
味噌を使った料理もご紹介されています。
暑いこの季節は、さっぱりとした冷汁!
是非レシピを参考に作ってみてはいかがでしょうか。
公式HPはこちら>>>

「良い食品づくりの会の認定品を知りたい!」
と、多くのお問合せをいただいておりますので、
季刊紙・良い食品通信の好評企画『ニッポンの良い食品。』にて
これまでにご紹介した製品を特別に再掲載します。

本日は、夏バテを吹き飛ばす、アノ逸品です!

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完熟の紀州南高梅を使って
伝統製法で漬け上げた、本物の梅干

紫蘇梅


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有限会社三幸農園/代表取締役 島本昌幸

三幸農園は、代々農業を営んでおりましたが、梅の分野では、
平成元年に私の代で立ち上げました後発メーカーです。
きっかけは、友人から
「和歌山には紫蘇だけで漬けている、おいしい梅干はないの?」
と言われたことでした。
それまで自家で梅干を漬けていましたので、最初はその意味が
分かりませんでしたが、市場を調べてみると売られているのは
添加物の梅干ばかり。それならば自分が!と一念発起し、
和歌山に古くから伝わる製法で、梅干の製造・販売を始めました。
以来、一貫してこの姿勢は変わりません。

梅を漬ける上で最も重要なのは、黄色く熟した梅を使うことです。
青く未熟な梅では、たとえどんなにいい塩を使っても、
ふんわりしたおいしい梅干には仕上がりません。
当園では、梅を傷つけないよう木の下にネットを張り、
熟して木から自然に落下したものだけを使っています。

しかし、完熟した梅は柔らかいので傷つきやすく、
少しでも時間が経つと腐敗してしまいますし、
糖度が乗っているので香りも強く、
虫による被害も少なくありません。
時間と自然との厳しい闘いですが、当園では梅をこまめに拾い、
迅速に漬け込みを行うなど、手間を惜しむことなく、
培った経験と技をすべて注いで取り組んでいます。

「紫蘇梅」は、自家農園で育てた安全で良質の南高梅と
ちりめん紫蘇を使い、塩だけで仕上げました。
柔らかく薄い皮、ふっからとした食感をぜひお確かめください。


≪編集部より≫
近頃は、「減塩」を謳った梅干も多く販売されていますが、
梅干は本来塩度を18~20%で漬け込むもの。
塩度を低くするためには、その分食品添加物を増やさないと
「梅干」は出来ないそうです。
塩分が少ないことが、身体に良い梅干とは限りません。
正しく知って、賢い消費者になりたいですね。

(良い食品通信・2011年夏号記事を再掲載)

事務局です。
先日お知らせいたしました中央葡萄酒三澤茂計さんが出演する
トークイベントについて、時間が変更となりましたのでお伝えします。

このイベントは、今月8日から松屋銀座7階・デザインギャラリー1953で
開催されている企画展「みつばち先生 鈴木輝隆展 咲いている花は絶対見逃さない」
関連して行われるもので、「地域産業とデザインの関わり」をテーマに展開されます。
参加費は無料、また事前の予約も必要ありません。どうぞご参加ください。

○日時:9月2日(日)午後6時~7時
○会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953

○出演(五十音順):
    鈴木輝隆さん(江戸川大学社会学部ライフデザイン学科教授)
    原研哉さん(グラフィックデザイナー)
    三澤茂計さん(中央葡萄酒 代表)

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