和食はもちろん中華や西洋料理、さらにクッキーなどのお菓子類、
はたまたハンバーガーにまで使われている「ごま」。

皆さんは、この原産地がいったいどこなのか・・・ご存知ですか?

その答えは、熱帯アフリカのサバンナ地帯です。
古くからインドで栽培されていたので、
「原産地=インド」と考えられがちですが、
現在では、ごまの野性種が多いアフリカのサバンナ地帯が、
原産地であるとされています。

ナイル川流域では、紀元前3000年以上も前から栽培されていたようで、
食用油や灯油、また精のつく食品として利用していたことが
エジプトの記録に残されています。

ちなみに、日本で「ごま」と呼ばれるようになったのも
このような歴史と深く関係があるそうです。

ごまは漢字で「胡麻」と書きます。

ごまは中国から日本に伝わったといわれ、
その中国では、西域から胡麻が伝わったとされています。
そのため、中国で西方を意味する「胡」、
種子が麻の実に似ていることから「麻」という漢字が使われ、
現在の表記「胡麻」と名付けられたそうです。

いかがでしたか?
もっとたくさん知りたい!という方はこちら
九鬼産業HP『ごまの四方山話』へ>

ごまと共に一世紀以上。
ごまを通じて、食にこだわり、安全で高品質な商品を提供し、
皆様の食卓に喜びと健康をお届けします。

九鬼産業の生産者会員ページはこちらです>
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残り2週間を切りました!10月20日(土)・21日(日)に
開催される『第1回大和郡山 良い食品博覧会』。

郡山城跡会場では、奈良じまんの味・特産品をご紹介する、
やまと奈良「にぎわい市」を行います。

■うまいもの屋台村

蛍の会による奈良県プロのこだわり料理集団による「うまいもの屋台」
が並びます。また、郡山女性ネットワークからは、茶がゆ・地元野菜の
漬物バイキング・芋の胡麻油揚げ・冷やし素麺など盛りだくさん。
大和郡山の伝統・金魚すくいもありますよ!

■とれたて新鮮「奈良の特産・物産市」

奈良県農業協同組合からは、奈良県の農産物や特産品を産地直売!
また、奈良中央市場の協力の元、旬な野菜や農産物を産地価格で販売
いたします。
食欲の秋!奈良の味をご堪能ください。

■森と山のおくりもの

奈良の森林で生まれた木製品や吉野割箸をご紹介いたします。
日本産割箸の発祥地・吉野からは、実際に生産者たちが来場し、
手技を実演してくださいます。

■紀伊半島大水害 奈良県南部地域復興支援コーナー

十津川村・東吉野村・黒滝村・野迫川村の復興を応援する
「村じまん特産品」実演・直売会を開催!温泉コーヒー・串こんにゃく煮
・餅つき実演&販売・柿の葉すしなどがズラリ顔を揃えます。
その他、木工製品や村名物や美味しいものが大集合しますよ。

■まちなかサロン

○小さなお茶会
「日本茶を愉しむ」清水一芳園ほか、食の語り部サロン等を開催予定。

○「レイチェル・カーソンの感性の森」上映会
会場:良い食品處さとなか
時間:11時~・15時~ (各55分)

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この日 この場所でしか味わえない製品の数々・・・
奈良のうまいもの・特産コーナーに是非、足をお運びください!

読書・スポーツ・芸術の秋...
様々な表現が頭に浮かぶこの季節。
やっぱり欠かせないのが、食欲の秋ですよね。

ちょっぴりハジャギ過ぎた夏に別れを告げ、
疲れの出始める10月・・・
どうしてこう、甘いものが食べたくなるのでしょうか。

今日は、ニッポンの良い食品。再掲載企画の第4弾!
今すぐ食べたい! 秋の味覚をご紹介いたします。


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りんごの産地青森を代表する
郷土古典菓子

薄紅/翁屋・赤い林檎

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株式会社 翁屋  代表 斎藤己千郎

翁屋は、大正7年、本州最北の地・青森に創業しました。
風土を生かし、特産品のりんごを使った菓子製造を行っています。

今回ご紹介した「薄紅」は、当店自慢のオリジナルアップルグラッセ。
製法はきわめてシンプルで、輪切りにした紅玉りんごを砂糖蜜で煮含め、
一日かけて乾燥させます。
10日以上の成熟期間をおいたら、粉砂糖をまぶして製品に仕上げるのですが、
薄紅に使うのは、形が美しく直径7cmほどの大きさのもののみ
(それ以外は、刻んで「薄紅百顆」というお菓子に使います)。
1個のりんごから1~2枚しか作ることのできない贅沢な逸品です。

素材には、南部町の農園で低農薬栽培された紅玉だけを使用し、
添加物や着色料はいっさい使いません。手間と時間をかけて
昔ながらの製法で作っています。
噛みごたえ鮮やかで、どこか懐かしさを感じる甘酸っぱさ。
りんごそのものよりも、りんごを感じる深い味わいが特徴です。
菓名「薄紅」は、島崎藤村の詩「初恋」にちなんで付けました。

JAL国際線の機内菓子としても採用され、2010年11月で
発売から30年目を迎えました。
今も多くの方に愛される当社ロングセラー。
ぜひ一度ご賞味ください。


≪編集部より≫
お好みのお茶を入れて、「薄紅」でのティータイムは
至福の時。紅茶・ほうじ茶・コーヒー、カルパドス、
お好きなものでよろしいのはもちろんですが、
香り高い相性の良さをおすすめすれば、かたぎ古香園の
紫香楽紅茶です。幸せが響き合います。

(良い食品通信・2010年秋号記事を一部修正の上再掲載)

大和郡山での開催は初めてとなる、今回の『良い食品博覧会』。

古事記1300年紀という記念すべき時に、
歴史ある地に「食の語り部」たちが集うのも新しい見どころです。

食は"いのち"...
私たちが生命を繋ぐ食の安全は何より第一に考えなければなりません。
食の生産者と消費者の信頼関係から安心が生まれ、
味わう楽しさや豊かな食の文化も育まれます。

"おいしさ"の基本に、安心と安全があるのはあたりまえのこと。
しかしながら私たち現代人は、食の課題を数多く抱えて生きています。

今回の『博覧会』では、新プロジェクトとして「食の語り部」が始まります。
いまこそ先人の知恵の結晶と伝統にまなび、次代に語り継いでいくことが
大切なのではないでしょうか。
私たちが語り続けていくことで、日本の良い食品を次の世代へ手渡していきましょう。

受付情報・詳細はこちら>>>
是非一度、ご覧ください。

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みりんと聞いてまず最初に頭に浮かぶのは、
料理のコクやうま味を引き出す調味料・・・これが現代では一般的ですよね。

しかしながら、実はこのみりん。
江戸時代中期、お酒が苦手な人や女性でも楽しんで飲むことができる甘いお酒として、
人々に受け入れられていたのだということをご存知でしたか?

その影響が功を奏して、みりんの製造が国内でも開始されたのだと言います。

本日の生産者会員紹介では、そんな日本のみりん業界最古の醸造元として知られている
九重味淋のページをご紹介して参ります。


九重味醂の創業者である石川八郎右衛門信敦が、
みりんの製造を手がけたのは安永元年、1772年のことでした。

みりん専業としてわが国で最も古い創業です。

より秀でた上品な甘味と旨味、醸造特有の芳醇な香り。
食を彩るにふさわしい自然派調味料を、
みりん業界最古の醸造元としてこれからも造りつづけていく所存です。

生産者会員・九重味淋のページはこちら>
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